研究室訪問の仕方
大学院進学では、研究室訪問は絶対にするべきです。
研究室訪問には主に2つの方法があるので、それぞれ説明します。
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入試説明会のときに訪問する
他大学からの進学に積極的な大学院では、入試説明会というものを行っています。
研究科や専攻全体の説明のあとに、各研究室を見学できる機会を設けてくれている場合があります。
その場合、特にアポをとらなくても済みます。
ただし、他の受験生もいるため、十分な見学や質問ができないかもしれません。
メールして個別に訪問する
興味のある研究室の先生(教授、准教授)に、見学したい要旨のメールをします。
メールの文面に悩む人が多いようなので例を示しておきます。
○○大学 △△教授
はじめまして、●●大学4年の▲▲と申します。
私は現在、△△研究室に興味があり、大学院進学を考えています。
お忙しいところ恐縮ですが、もしも可能でしたら、
一度△△研究室を見学させていただけないでしょうか?
どうぞよろしくお願いいたします。
●●大学
▲▲
Email:XXXXXX
上記のようなシンプルな内容で大丈夫です。
おそらく、可能な日時をいくつか示してくれると思います。
研究室訪問が終わった後は、お礼のメールは出したほうが丁寧です。
大変参考になりました。
貴重なお時間をいただき、本当にありがとうございました。
といった要旨のことを書いておけば良いでしょう。
大学教授の時間単価は高額です。
時間を割いてくれたという感謝の気持ちを忘れずに。
研究室訪問で聞いておくべき情報
自分のやりたい研究ができるか
自分がやりたい研究が明確な場合は、教授にストレートに質問すればわかることです。
やりたい研究が漠然としている場合、教授や在籍学生がどのような研究をしているかを聞いて、
それが自分のイメージに合致するかを確かめます。
拘束時間、研究室のルール
研究室によっては、コアタイム(必ず研究室にいなければいけない時間)が決まっていたり、 国際学会で発表経験をしないと卒業できないといったルールが存在する場合があります。
経済的事情でアルバイトをしながらでないと通学できない場合など、 時間的制約はあらかじめ知っておかなければなりません。
ブラックかどうか
ブラック=アカハラの存在です。
これは教授に聞けるわけないですし、聞いても“ありますよ”と言う訳ないです。
ですから、在籍している学生に聞きましょう。
「ここってブラックですか?」という質問は空気が凍りつく可能性があるのでNGです。
「大学院で留年する人っているんですか?」「先生ってどんな人ですか」といった感じでそれとなく聞きましょう。
先生の性格や研究室の雰囲気を知っておくことは重要です。
研究室訪問の時期
いつでも良いと思います。
学部2年生の段階で研究室訪問した人も知っています。
願書を提出した後や、合格した後でも大丈夫です。
研究室訪問をしていない場合
研究室訪問はするべきだと思いますが、実際には訪問していない人もけっこういます。
その場合は、面接試験で、ほぼ確実に「うち(研究室)の見学はしてます?してなくて大丈夫?」みたいなことを聞かれます。 ちゃんと答えられるようにしておきましょう。
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