大学院の選び方
大学院進学/学歴ロンダリングでは、どうやって大学院を選ぶのかを解説します。
どの大学でも、“建前上”は、他大学からの進学を受け入れています。
しかし、多くの大学(特に私立)では、よほどその大学でしかできない研究でなければ、他大学から進学してくる人はいません。 卒業研究で在籍していた研究室にエスカレーター式に進学していく人がほとんどです。
他大学ウェルカムの姿勢が強く、実際に他大学からの進学者が多いのは国公立大学です。
特に、東京大学、京都大学、東京工業大学などには、 直結する学部を持たない大学院だけの研究科が存在します。 そのような研究科では、内部からの進学者よりも、他大学からの進学者の方が多いということがあります。
そういった研究科なら進学しやすいと思います。
まずは、各大学の大学院進学実績を参照してください。
他大学からの進学者数を公表しているところがあります。
大学のHP、研究科のHP、専攻のHP、研究室のHPとたくさんのサイトがあるので、めぼしいところは全てチェックしておきましょう。
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研究室の選び方
研究室選びは、大学院進学における最大の関門です。
受験勉強よりも大切だと思ってください。
あなたが何のために大学院進学をするのかによって、研究室の選び方は変わります。
やりたい研究がある
多くの場合、この目的があるはずです。
やりたい研究が明確であれば、各研究室のHPを見て、自分がやりたい研究ができそうかを調べるだけです。
ポイントは、設備(実験装置など)、教授の実績、卒業生の論文です。
教授の実績については、論文を読んでみるのが良いですが、学部生には理解できないことが多いかもしれません。 その場合は、メールしたり、研究室訪問をするなどして、教授に直接質問すれば良いでしょう
ラクな研究室に行きたい
こういった学歴ロンダリングのイメージにモロに合致するような動機で大学院進学したい人には、
ただ一言「おまえは大学院には行くな」と伝えたいところですが、その研究室がブラックかどうかの判断にも必要なので説明します。
その研究室がラクがどうか、ヤバイかどうか(人生を辞めてしまう人がいる)などは、研究室訪問をしてみないと絶対にわかりません。
教授と話をするのはもちろんですが、在籍学生と話すのが最適です。 尊敬できそうな良い教授だと思って入学したら、 パラシュートを付けずにビルから飛び降りたり、 ロープを首にひっかけたりする人が毎年いる研究室だったということがあります。 そういったことは、ほぼ公になりません。 隣の研究室のことなのに知らなかったということがあるくらいです。
必ず、在籍学生に研究室について、“ぶっちゃけたこと”を聞くべきです。
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