学歴ロンダリング 失敗


大学院入試で全滅

私と同じ私立大学の2人の友人は大学院入試に全滅しました。
彼らの紹介をするので、大学院受験の参考にしてください。

友人Aのケース

在学中の大学、東京大学、首都大学東京を受験して全滅。
成績はいまいちの留年経験者。
春頃から受験勉強を開始して夏に受験しましたが、勉強量が足りずに筆記試験でほとんど点がとれず。
生活のためにアルバイトを続けていたので、勉強に時間がとれなかったようです。

受験に失敗した秋頃から就職活動を始めて、アパレル会社に就職しました。
就職してから楽しくやっているようなので、失敗してよかったんじゃないかと思っています。

友人Bのケース

在学中の大学、東京大学、東京工業大学、京都大学を受験して全滅。
彼の場合、大学院入試を完全に舐めていたようです。
"院試はザル"という情報を真に受けて、あまり勉強していませんでした。

秋頃から就職活動を始めて、中小のIT企業へ就職しました。
今どうしているのかは知りません。


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学歴ロンダリングの失敗に思う

大学院入試を舐めないほうがいい

大学院入試は簡単です。
といっても、学部入試に比べれば簡単という程度です。
実際に、東京大学の学部に入学するのと大学院に入学するのとでは、難易度に雲泥の差があります。
ただし、ほとんど勉強しなくても誰でも入れるほど大学院入試は甘くないです。

倍率も1.1倍の専攻もありますが、4倍を超える専攻もあります。
後者の場合、4人に3人は落ちるんですよ。
しかも、内部生も含めた倍率です。

院試では内部生というだけで有利です。
なぜならば、受験問題の作成者の授業を受けている可能性が高いからです。
院試の過去問を見て「これ定期試験と同じじゃん」ということがあります。
しかも東大などの場合、内部生は頭がいいです。

学歴ロンダリングに失敗したくないのならば、真剣に入試対策をするべきです。

院浪人、仮面院浪人もいる

大学院受験で浪人する人(院浪人)や、大学院に在籍しながら他大の大学院に進学し直そうとしている人(仮面院浪人)もいます。 ただし、ごくまれです。
大学院の入試説明会で出会った人は仮面院浪人生でした(当時、既に修士1年)。
そこまでして行きたい理由が・・・あるのでしょうね。

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