大学院 試験 内容


大学院入試の試験内容

大学院入試の試験内容について紹介します。

こればかりは、各大学の専攻ごとに異なります。
分野による違いもあります。

ここでは、私が進学した理工系の専攻科の例を紹介します。


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専門科目の筆記試験

通常、専門科目の試験が選択式で出題されます。
数学や物理学などの基礎学問がいくつか出題され、そのうちの数題を解答します。

英語(TOEFL)

英語は独自の試験を採用している専攻もあれば、TOEFLを採用している専攻もあります。
前者の場合、専門科目に関連する分野が出題されることが多いです(長文問題のテーマが理工系の話だったり)。

また、TOEICのスコア提出することで、試験が免除になるケースもあります。

口述試験(面接)

いわゆる面接試験です。
私は3つの大学院を受験しましたが、いずれも厳しい質問が飛んできました。
志望動機に関することは当然として、専門知識を説明させることもあります。
私は友人が受けた質問で、記憶しているものを以下に列挙します。

  • 「なんでうちの研究室がいいの?他でもできるんじゃない?」
  • 「どんな研究をしたいの?」
  • 「卒業研究を説明して」
  • 「筆記試験の出来はどうでしたか?」
  • 「○○(専門用語)ってなんで△△なのか説明できます?量子力学で習ったよね?」
  • 「第一志望と第二志望の研究室のテーマがバラバラなのはどうして?」
  • 「合格はしても、第一志望の研究室に落ちた場合、第二志望の研究室には進学する?」

など様々な質問がきます。
以下の3つは必ず聞かれるのでしっかり答えられるようにしておきましょう。

  • 志望動機
  • 卒業研究
  • 入学後にやりたい研究

出願の注意点

出願にあたって注意すべきことがあります。

それは、志望研究室の記入欄です。

大学院入試の出願では、志望する指導教授(研究室)の名前を書きます。
通常、第一志望だけでなく、第二志望や第三志望も記入します(第5まである場合もあります)。

第一志望の研究室にしか興味がない場合、
第二志望や第三志望はテキト−に記入することになります(全記入必須なので)。

すると、面接のときに、自分がどの研究室を記入したか忘れてしまうというマヌケなケースがあります。
といっても、第三志望の研究室なんてみんな興味ないですから忘れていて当然かもしれません。

面接時に、

「第一志望と第二志望の研究室のテーマが全然違いますけど何故ですか?」
「第三志望の研究室は、どのへんが魅力的なんですか?」

といった質問がきたものの、どの研究室を書いたか忘れていて頭が真っ白になったという友人が複数人いました。

したがって、願書は提出前に、必ずコピーをとるようにしましょう。

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